炭酸飲料と歯|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

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炭酸飲料と歯

暑くなってきますと炭酸飲料が美味しくなってきますよね!近年は大人も子供も飲みやすい甘すぎない炭酸も出てきて、種類が多くなった気がします。胃腸の働きの改善や血行促進など、炭酸には健康や美容にいいことも多くあります。

 しかしながら、身体に良くても歯にとっては、残念ながらあまり好ましくない側面もあります。なぜなら、炭酸飲料は文字通り酸性です。むし歯の歯科コラムでも触れましたが、歯は酸が苦手です。

 口の中は通常pH6.87.0の「 中性に近い弱酸性 」で、pH5.5くらいから歯の表面のエナメル質が溶けだします。これが続くと、知覚過敏やつめ物がとれやすくなったり、ひどいと穴があいたりします。
ph:酸性・アルカリ性の度合いを表す単位で、ph7が中性、これより数が小さいと酸性、大きいとアルカリ性を意味します。

 甘い炭酸飲料は身体にも歯にも良くなさそうだなぁと想像はつくと思いますが、無糖の炭酸水も多くがpH5.0前後です。これはちょうどエナメル質が溶け始める値を意味します。無糖でも、レモンやグレープフルーツなど柑橘系フレーバーはクエン酸という酸が入っていることが多く、さらに酸性度が高くなるので注意が必要です。甘い炭酸飲料においては砂糖と酸の両方から攻撃をうけることとなってしまいます。

 では、炭酸飲料は飲まない方がいいのかといえことになってしまいますが、そのようなわけではなく、以下に飲むときの注意点をいくつかあげたいと思います。

 ①飲んだ後はお茶や水を飲む、うがいをする:酸性になった口の中を通常のpHに近づけます

②だらだら飲みをしない:間食やおかしととなじくだらだらと食べるのはよくありません。酸性の状態が続くのを防ぎます。

③寝る直前は控えるか、飲んだら歯みがきをする:寝ている時は、通常のpHに戻してくれる役割のだ液が減ってしまうので、歯みがきで戻してから就寝するべきです。

 無糖でフレーバーなしの炭酸水ならそこまでの心配はいりませんが、水代わりにちょこちょこ飲む方は少し気をつけてみてください。これらのことを知っておいていただくだけでも大きな違いなので、ほんのちょっと意識しつつ炭酸飲料を楽しんでいただけたらと思います。

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