ご自身の歯を”守る”インプラント治療
- 2023年1月18日
- インプラント
ご自身の歯を”守る”インプラント治療
どうしても歯を抜かなければならない場合、その後の治療としては基本的に3つの選択肢しかありません。
( 過去コラム : 歯を抜いたら→https://idc-kodomo.com/blog/ブリッジという治療の選択肢/ )
その選択肢とは下記の3つになります。
①入れ歯
②ブリッジ
③インプラント
特に入れ歯、ブリッジについては保険治療適応の対象であるため、多く治療の選択肢として選ばれていると思います。
しかし、歯が数本残存している方においては、入れ歯は不快だという理由から非常に距離の長い(歯の数の多い)ブリッジをされている方もおられるのではないでしょうか。ブリッジの治療法自体は比較的治療期間も短く、インプラントがなかった時代はよく行われていました。デメリットととして土台となる歯をけずるということであり、支えにしている歯自体に負荷がかかりすぎて、ブリッジ全体が揺れてきたり、隙間からむし歯ができたり、歯が折れることさえあります。ブリッジの治療自体はとても良い選択肢のひとつですが、噛み合わせの調整、歯ブラシ以外に歯間ブラシなどを用いて丁寧に磨いていただくことが必須であります。
先にも言いました距離の長いブリッジの場合、上記のようなトラブルが生じると、残りの土台となっている歯はほとんど抜歯となることが多いです。
だからといっていきなり総入れ歯になります!というとほとんどの方は気の進まないことだろうと思います。ちなみに入れ歯治療自体も第一印象として不快なイメージが大きいですが、時間をかけてきちんと作成することで、ぴったりの入れ歯をつくることは可能であると私は考えています。
(https://idc-kodomo.com/blog/快適な入れ歯について/)
しかし入れ歯はどうしても嫌だ…といった際にインプラント治療は救世主となるわけですが、多くの歯を失ってしまった場合、もちろんインプラントの本数自体も多くなり、治療に費やす時間・費用ともに多いものとなってしまいます。
(https://idc-kodomo.com/blog/インプラントってどうなっているの?/)
以前のコラムにも記載しましたが、それだけ最初におこなう治療が大切であり、将来のことを見据えて考えないといけないということになります。ですのでたった1本の歯を補う場合であったとしても、我々歯科医師としては治療の選択肢や今後どうなることが予測されるかといったことをお伝えする必要がありますし、定期的なチェックが重要であることも理解していただく必要があります。
例としてとても距離の長いブリッジがもたなくなってしまった後はほとんど抜歯になることが多いということをあげましたが、過去に遡ると1本あるいは2本と歯を抜いてこられた歴があるはずです。その際に例えばインプラント治療を選択されていると、ブリッジ治療では支えとなっていた歯を守ることができたかもしれません。
インプラント治療は歯のないところに歯を埋め込むといったイメージが多いとは思います。見方を変えると“残っているご自身の歯を守る治療“ともとれる治療法でもあります。
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