三叉神経痛って何?|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

三叉神経痛って何?|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

三叉神経痛って何?

三叉神経痛って何?

三叉神経痛とはさんさしんけいつうと読みます。

お顔の痛みには、ずきずき痛いやひりひり痛いなど、さまざまなものがあります。三叉神経痛には、唇の周囲や歯の周りの片側だけで、会話や食事などの際に突然ビリッと電気が走るような強い痛みがあるという特徴があります。
三叉神経痛の原因にはさまざまなものがありますが、最も多いのは、三叉神経が脳に入る直前で、血管の圧迫により変形やねじれが生じていることです。ほとんどの場合、動脈の圧迫が関係しています。

どのように診断するのか?

三叉神経痛は上記のような特徴があり、また、頬の一部や口唇の一部に触れると同じ痛みがでることがあります。さらに、痛みが強くなると、なにもしなくても痛む場合があります。外的刺激がなくても持続的に痛む場合もあります。
検査法としては、MRIという装置にて検査をします。この検査は、画像診断で脳に入る直前の三叉神経と血管が圧迫していないかどうかを確認することができます。

治療法

・お薬による治療 : テグレトールというお薬の処方を行います。この薬は最も有効な薬剤で、これによる薬物療法は最初に用いる治療法です。しかし、継続して薬を使用していると次第に効果が減少してきて、服用する薬の量が増え、ふらつきや眠気が強くなって日常生活に支障が出たり、副作用により継続できないこともあります。

・神経ブロック : 簡単に言うと神経を麻痺させる治療法です。しかしながらブロックする神経の領域に高い頻度でしびれを伴うという欠点もあります。また、しびれが残ったまま痛みが再発する場合もあるようです。

・手術 : 手術は、痛みの原因となる血管の圧迫をほぐし、原因を取り除くという、ほかの治療法にはない利点があります。治癒率も高く、多くの場合、薬物の継続服用は必要なくなります。

顔が半分だけ痛い(全体のこともありますが)といったことがある場合は三叉神経痛かもしれません。神経痛は何か外から見える原因がないことから判断しにくい痛みです。

※三叉神経痛の診断や治療にはMRIをはじめ大掛かりな診断装置が必要です。三叉神経痛などが疑われる場合は連携を密にとっている病院口腔外科に責任を持ってご紹介させていただきます。

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監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事