お子様には一人一人にあわせた治療が必要|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

お子様には一人一人にあわせた治療が必要|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

お子様には一人一人にあわせた治療が必要

お子様には一人一人にあわせた治療が必要

①子供の治療の特徴

子供の治療は難しいです。大人の治療よりも神経を使います。子供の性格だったり、不安に感じてることに配慮して行う必要があります。それは子供一人一人歯医者のイメージも違います。子供が治療に対して何を嫌がっているのか?どこを解決できれば、子供の治療がうまくいくのかというのを子供の反応を見ながら、うまく一人で治療できるよという成功体験を上手に与えてあげれる先生が必要です。3歳以下のお子さんではどうしても治療が必要な時は抑制治療を行いますが、3歳以下では記憶が曖昧になるので将来のトラウマリスクはまだ低いと考えられています。皆さんもほとんどの方は3歳以下の記憶はあまりないと思います。4〜6歳、幼稚園や保育園の世代は初めての歯医者さんに強く不安を覚えます。まずは慣れてもらって、練習しながらこんな道具、こんな機械使うんだよという感じで半分職業体験をしてもらいます。実際の使用する道具や器具材料をみて使ってもらうことで、自分が今からこんなことをされるのかと想像することができるようなります。すると安心に繋がります。6歳以上になってくると、乳歯と永久歯の混合歯列期になります。先生によって乳歯はどうせ抜けるから治療しなくていいとおっしゃる先生がいらっしゃいますが、それは間違いです。乳歯の隣に永久歯が生えてくるので、隣の虫歯がすぐ永久歯に移ってしまいます。なのでなるべく早期に治療をしてあげた方がいいです。

②子供の歯の特徴

子供の歯の方が大人の歯に比べて、歯の神経が大きく内部で張り出しています。割合的に神経が大きいということです。また、根尖(根の先端)が広く空いており、歯の内部にある神経の管が大人より少し太いです。子供の歯の方が実は麻酔が効きにくいことが多いです。麻酔してもらったのに実際治療中に痛みを感じることもあり、お母さんに麻酔してもらったんだからもう痛くないでしょと横で叱られてしまったりします。するとお子さんは、お母さんなんでわかってくれないの?先生も痛いのに気づいてくれないの?と不安になり泣いてしまい、治療継続が難しくなることが多いです。きっちりと麻酔を効かせてあげることが非常に大切です。麻酔だけの切れば、治療は痛くないと子供は理解してくれます。あとは麻酔のチクッだけ表面麻酔で誤魔化してあげれれば、そんなに乗り越えることは難しくないと思います。子供の方が敏感なので、麻酔をする時には細心の注意を払っています。

監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事