食育って?
- 2023年1月17日
- その他
食育って?
食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて、“食“に関する知識と、バランスの良い“食“を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことをさします。食べることは生涯にわたって続く基本的なことであるので、お子さんはもちろん、大人になってからも“食育“は重要です。健康的な食のあり方を考えるとともに、だれかと一緒に食事や料理をしたり、食べ物の収穫を体験したり、季節や地域の料理を味わったりするといったことが重要視されています。
なぜ食育が大切なのか
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎と位置付けられるとともに、様々な経験を通じて“食“に関する知識と“食“を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てるものです。
こうした“食育“がいま重要とされる背景には、近年、食に関連した様々な課題があることがあげられます。
例えば、栄養の偏りや不規則な食事などによる肥満や、それらが原因と考えられる生活習慣病の増加がみられます。また、若い女性を中心にみられる過度のダイエット志向に加え、高齢者の低栄養傾向等の健康面での問題も指摘されているところです。
また、食の安全や信頼にかかわる問題や、外国からの食料輸入に依存する問題など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。こうした中で、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、食育を通じて、生涯にわたって“食べる力“つまりは“生きる力“を育むことが重要になってきています。
食育によって身に付けたい“食べる力“には、食事を通じて“心と身体の健康を維持できること、食事の重要性や楽しさを理解すること、食べ物を自分で選択し、食事づくりができること、家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わうこと、食べ物の生産過程を知り、感謝する気持ちを持つこと、などが含まれます。これらは、子供のころから家庭や学校、地域など様々な場所で学び、身に付けていくものです。そして、大人になってからも生涯にわたって実践し、育み続けていくものであると思います。
また食事の場は家族や友人と会話を楽しむ場でありますし、好き嫌いをせずしっかりと食事をすることは顎やお口周りの筋肉の成長にも影響します。
【大阪 歯科 いしだ歯科・小児歯科クリニック 住吉区 大阪市住吉区 住之江 堺市 我孫子道 食育 食事が楽しい おいしいごはん 口コミ おすすめ】
引用・参考文献:政府広報オンライン