見た目の良さ?機能性?
見た目の良さ?機能性?
今回は私のてがけさせていただきました患者さんの写真を元にお話したいと思います。
上から・初診来院時・治療途中・治療終了という時系列となっております。
主訴(困っておられたこと)は見た目というよりは噛みにくさでした。奥歯で噛みにくいのよということをおっしゃっていました。
既存のかぶせものがむし歯になっていたり、そもそもかぶせもの自体がピタッとあっていなかったりと様々な問題があるように感じました。
正直、ご説明にもその後の治療期間においても多くの時間がかかったと記憶しております。
一本一本の歯に対して再根管治療(歯の根っこの再治療をすること:一般的に時間を要する治療です)が必要でしたし、写真中央/下部のような健康的な色をした炎症のないひきしまった歯ぐきを維持するには患者さんご自身のセルフケア(ご自身で正しく磨いていただくこと)は必要不可欠ですし、患者さんご自身の努力の結果でもあります。
私個人の意見とはなりますが、奥歯において噛みやすさと見た目の清潔さというのは比例関係にあるように思います。
上記の患者さんに対しては、当時まだ主流であったメタルボンドクラウン(セラミックの一種)で被せ物を作製させていただきました。
10年経った今でも色あせることなく、快適に過ごしていただいているとのことです。
歯科治療は一般的に治療に時間/期間を要するケースが多いです。要した期間の分、その後の生活を問題なく過ごしていただけることを切に願っております。
(※掲載の写真においては患者さんご自身のご許可をいただいております。)
【いしだ歯科・小児歯科クリニック 大阪 住吉 我孫子道 セラミック 噛み合わせ】