歯垢染色剤
- 2023年4月16日
- 予防歯科・クリーニング
歯垢染色剤
歯科医院でお口の中が赤色に染まるアレ。ご経験された方も多いのではないでしょうか。
今回は歯垢染色剤についてご説明させていただきたいと思います。
皆さんはこれまで歯科医院に通われた際に歯垢(プラーク)を赤い液で染め出しした経験はおありでないでしょうか。
この赤い液は歯についている生きた細菌、プラークがどこについているかを明確にしてご自身がどこを磨けていないのか、歯磨きの癖、歯磨きの方法を伝えるのに用いられるものです。またこの歯垢染色剤には様々な種類があります。
・赤色に染め出されるもの
・赤と青紫に染め出されるもの
・赤と青紫、水色に染め出されるもの
大きく分けると、この三つとなります。そして種類も何種類かあり、液タイプ、ジェルタイプ、錠剤タイプ、すでにスポンジに染色液がしみ込んでいるものなど様々です。
錠剤のタイプは小学校などでみなさんで歯垢染色剤を使う指導があった時などに経験された方もおられるかと思います。
歯科医院で用いるのは主に液のタイプとジェルタイプが主流です。
赤色というイメージが強いのではないかと思いますが、2トーンという赤と青紫に染め出される染色剤もあります。この2つの色にはどういった意味があるのかということになりますが、
赤く染まった箇所は比較的新しい汚れで、その日についた磨き残しです。青紫に染まった箇所は前日や数日前についた古い汚れです。この汚れは赤色に染まった箇所より少し固めの汚れなので歯磨きも少し大変になってしまいます。
さらに赤と青紫と水色の三色に染め出される染め出し液においては、赤は新しい汚れ、青紫は古い汚れを意味しますが、水色に染まるところはむし歯になるリスクの高いプラークであるという意味があります。
目で見てどこに汚れがついているかわかると今後の歯磨きでどこの場所に磨き残しが多いのか意識して歯磨きをしていただけるようになると思います。プラークは歯周病の最大の原因でありますし、磨き残しの箇所に何日も停滞していると考えるとあまり気持ちのよいことではないですよね…
いしだ歯科・小児歯科クリニックではメインテナンス時に磨き残しの部分を確認していただき、患者さんにあった歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどのご説明、また正しい磨き方をお伝えすることに力を入れています。
気になる方はぜひご連絡くださいね!
📩 : ishida-dentalclinic@ymail.ne.jp
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