歯医者の機械(エアタービン)のお話|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

歯医者の機械(エアタービン)のお話|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

歯医者の機械(エアタービン)のお話

歯医者の機械(エアタービン)のお話

歯を削ったり、入れ歯の調整をしたり、歯石を除去したりと歯科医院では目的に応じた様々な機械を使用します。

その中で今回はエアタービンについてお話しします。

そうです。あのキィーンと甲高い音がする機械です。

なぜエアタービンというのかというと、圧縮された空気で、タービンを回転させるためです。

歯科医院においても使用する機会のおおいものです。

むし歯を削る際には先端にバーと呼ばれるものを装着します。このバーは主にダイヤモンドでできています。ダイヤモンドというと指輪やネックレスのように高価な宝石のイメージがあるかと思います。なぜダイヤモンドバーを用いるかといいますと、歯とりわけエナメル質という外側の層は体の中で最も硬い組織です。ですので、エナメル質を削るためにはダイヤモンドぐらい硬いものが必要なためこれを用いています。

正確にはダイヤモンド粒子のついた最大径0.9ミリの金属の棒状のものです。

削る部分にこのバーの先端をあて、ペダルを踏むことで高圧で圧縮された空気が排出されます。その圧縮空気によってダイヤモンドバーが高速で回転します。

この高速回転は1分間に30万~50万回転という極めて速い速度で回転を開始し、歯を削ることが可能となります。

その際にあのキィーンという高い音を発します。さらに高速で歯を削ると摩擦により熱を発します。過度な熱は歯にダメージを与えますので水をだすことによって冷却しています。

もちろんこのエアタービンおよびバーも患者さんごとに滅菌し清潔に使用しています。

今回は歯科治療で用いるエアタービンという機械の紹介でした。

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