歯の生え変わりにおける痛み|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

歯の生え変わりにおける痛み|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

歯の生え変わりにおける痛み

子どもさんに歯が痛いと言われると、真っ先に思い浮かぶのがむし歯ではないでしょうか。ですが、中には乳歯から永久歯に生え変わる時に痛みを感じる子どもさんもいます。全く痛みを感じない子もいれば、強い痛みを感じる子もいます。もしご自身のお子さんが痛がっていたら、何があったのか心配になることと思います。今回は歯の生え変わる時期に起こる痛みの原因と対処法をご紹介したいと思います。

歯が生え変わる時期に痛みを感じる原因

口の中が汚れていて不潔な状態だと、永久歯が生えてくる時に歯ぐきが腫れて痛みます。永久歯が生えてきた時に、歯にあいた穴の中にバイ菌が入ってしまうと、炎症を起こします。また、永久歯が出てくる前から歯ぐきに炎症があると、永久歯が患部を刺激して強い痛みを生じる場合があります。また、既に生えている歯と噛み合う部分に生えてくる永久歯の歯ぐきがあたると、傷が付いたり、炎症を起こします。これもまた痛みの原因になります。永久歯が斜めに生えてきているのに、乳歯が抜けずに炎症が起きてしまうケースも痛みを感じます。

むし歯の痛みなのか、生え変わりの痛みなのか、痛みで判断するのは難しいところがあります。食事が摂れないほどの痛みがあるようでしたら、歯科医院を早めに受診してください。

また、歯がグラグラしている事で、食べ物を噛んだ時に痛みを感じたり、歯ぐきや粘膜に傷を付けてしまうこともあります。ですが、歯を無理矢理抜こうとするのではなく、自然に抜けるのを待つことがよいと思います。

歯の生え変わりによる痛みの対処法

一番理想的なのは、乳歯の時から口の中を清潔に保ち、歯ぐきが腫れない状態にして、永久歯に生え変わるのを待ちます。既に歯ぐきが腫れてしまったら、毛先の柔らかい歯ブラシわ用いて永久歯や周りの歯ぐきを力を抜いて優しく磨きます。痛みがひどい時は冷却シートなどを使って冷やすと、痛みを軽減する効果があります。また、歯科医院を受診していただきますと、歯ぐきの炎症には抗生物質の軟膏を処方することが可能です。またイソジンなどでうがいをすれば口の中の雑菌を減らすせますので、口の中が清潔になります。まれですが、痛みが強い場合は、歯ぐきを切開することもあります。切開をして噛み合う歯が歯ぐきにあたらないようにする事で、痛みから解放されます。麻酔をしての処置になりますので、処置事態はそれほど痛みを伴いません。歯が成長する過程で、多少の痛みを伴う事は多々あります。ですが、あまりにも痛みが強い場合は、必要に応じて歯科医院を受診してください。歯の生え変わりの時期に発する痛みを軽減する為には、普段からお口の中を清潔に保つのが一番かと思います。