歯の打撲、外傷|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

歯の打撲、外傷|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

歯の打撲、外傷

スポーツや転倒などで怪我しやすい部位の一つとして、上の前歯が挙げられます。今後、寒くなってきますと、朝の路面凍結により滑りやすくなります。自転車の転倒なども多いです。

スポーツではテニスラケットをぶつけたり、サッカーやバスケットで肘がぶつかったり、柔道などもあります。ラグビーやアメリカンフットボールなどははスポーツ用マウスピースを着用するので、競技の激しさとはうらはらに外傷は少ないようです。

 歯を強くぶつけることで、歯が脱臼して角度が変わったり出てしまったりした場合には元の位置に整復する必要があります。完全脱臼して、歯が完全に歯ぐきから抜け落ちた場合には早急に入れればくっつく可能性があります。この時できれば抜けた歯を生理食塩水の液か、なければ牛乳につけるか、自分の口の中に入れて30分以内に歯科に受診すると良いと言われています(水道水につけておくことはあまりよくありません)。歯の根っこの周りの歯根膜という組織の細胞が死ななければ歯はくっつくのですが、乾燥に弱いので注意が必要です。

歯が割れた場合には、割れた箇所を修復すれば良いのですが、根っこで割れた場合には抜歯の可能性もあります。いずれにせよ、ぶつけてからのスピードが大事になりますのでいち早く歯科医院を受診してください。