定期検診に通っていたのに…
- 2023年1月5日
- 予防歯科・クリーニング,虫歯
定期検診に通っていたのに…
“前に行っていた歯科医院で定期検診をうけていました。急にむし歯だ!とか、かぶせ物をやりかえた方が良い!と言われて困惑しています。痛みはないのに…しっかりと3ヶ月に1回通院していたのに、正直なぜ?って思いました。一度診てください。“
このようなお悩みをお持ちの方が時々ご来院されます。むし歯や問題が起こらないようにおこなわれている定期検診。当然そのようなお気持ちになられることだと思います。我々歯科医師がわざとむし歯を見逃したり、わざと見て見ぬふりをするということはあり得ません。
しかし、臨床上、歯と歯よ間のむし歯などどうしても見つけにくいむし歯は存在します。
歯と歯の間のむし歯でかつ初期のむし歯である場合は非常に見つけにくいです。歯と歯の間のむし歯はかなり大きくならないと直接口の中から確認することはできません。
さらに、もともと治療の後があり詰め物などが入ってる場合はより難しくなります。
そこでレントゲンを撮影して中を確認しようと言うことになりますが、レントゲンにも弱点があります。
弱点とは歯と歯の間に関しては、歯と歯が重なって写ってしまうということです。
通常むし歯はレントゲン写真においては黒く写ります。ただ、歯並びなどの関係で歯と歯の間が重なって写ることが多く、重なった部分は白く映るので、黒いむし歯の検出が難しくなります。
極めて詳細に確認するには歯科用CTが有効
歯科診療においては、デンタル、パノラマ、CTと主に3通りのレントゲン撮影があります。CT撮影とは3次元的にレントゲン撮影をすることですが、CTの場合はそれぞれの歯がはっきりと撮影され、歯の重なりもありません。
そのためむし歯のチェックにも歯科用CTは非常に有用であると考えます。
レントゲンですから被爆量を気にされる方もおられると思いますが、当院の最新式CTにおいては極限にまで被爆量を軽減し、得られる情報は極めて有用なものであると思います。
そもそも中途半端なレントゲン撮影をした結果、むし歯にはずっと気づかなかったではしめしがつきません。
ですので、医療機器の設備の充実は確実に診断の正確さを左右します。
定期検診に来ていただいているぶんの“安心“をおとどけしたいと常々思っています。
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