子どものすきっ歯で気になる親御さんはいませんか?|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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子どものすきっ歯で気になる親御さんはいませんか?

子どものすきっ歯で気になる親御さんはいませんか?

お子様が67頃になると、上の前歯のはえかわりがはじまります。

それくらいの時期に多いお悩み、ご質問のひとつに

「前歯がすきっ歯なんですけど、放っておいていいんですか?つまってきますか?矯正治療とかが必要ですか?」

があげられます。

大切なお子様の前歯。今回は子どもさんのすきっ歯について解説したいと思います。

まず子どもの歯並びにおいて、乳歯の時期と永久歯が生え始める子どもの歯とおとなの歯の混ざった時期 ( 混合歯列期 : こんごうしれつき ) において一時的に隙間があっても問題ないことが多いです。

 乳歯の歯並びはすきっ歯で問題ありません。

「乳歯が隙っ歯で大丈夫?」と悩んでおられるお父さんお母さんもおられますが、乳歯は隙っ歯でない方が大人の歯に生え変わる際にスペース不足となりやすいです。

乳歯におけるすきっ歯は永久歯が生えてくるためのスペースといえます。

永久歯への生え変わりが起こる混合歯列期

 永久歯に生え変わる混合歯列期は、上顎の永久歯の前歯はすきっ歯になることが多いです。

その後、隣の歯や犬歯が生えてくると、押されて自然に隙間が埋まってくることが多いです。生え変わりの期間、隙っ歯が気になることはありますが、一時的であることがほとんどです。

注意が必要な場合

 ・指しゃぶりが原因と考えられるもの

指しゃぶりは指を吸って前歯が押されるので前歯が出っ歯になりやく、奥歯はかんでいるのに前歯がかみ合っていない状態 ( 開咬 : かいこう ) となっているときは注意が必要です。

 ・口呼吸が原因と考えられるもの

正常な鼻呼吸では舌が正常な位置で安定しています。安定な位置とは歯に異常な力がかかっていないという意味です。

口呼吸では舌の位置が安定した位置におさまらず、歯を前方に押す方向に力がかかることが多いです。そのため出っ歯やガタガタの歯並びになる可能性が増え、すきっ歯の可能性もあがります。

 ・歯の大きさとあごの大きさが異なる場合

歯の大きさに比べてあごが大きいと歯にすき間が出来てしまい、すきっ歯になってしまう可能性があります。

反対に歯の大きさに比べてあごが小さいと歯が並びきらないことがあります。4人乗りの車に無理やり5人のると誰かが窮屈な思いをせねばなりません。これと同様、歯の並びがガタガタになります。このバランスを調和させるためには矯正治療が必要な場合があります。

 乳歯の時期は隙っ歯になることがありますが、永久歯が生えてくるスペースができるので、隙間があって正常と考えます。

また、永久歯が生え始める混合歯列期も一時的に隙っ歯になることがありますが、生えそろう過程で隙間が閉じてくることがほとんどです。

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