夏休みの由来
- 2023年7月8日
- その他
夏休みを心待ちにしているお子さんたちも多いのではないでしょうか。7月になると“あと何日で夏休み🎵“とカウントダウンしたくなりますよね!日数は7月下旬から8月いっぱいのおよそ40日間。地域にもよりますが、多くの学校は夏休みの期間が長い事だと思います。では、なぜ夏休みは長いのでしょうか。
いつから夏休みがあったのか
夏休みは明治時代からあったそうです。日本では、江戸時代までは夏休みというものがなかったと言われているようです。一説によると、日本が夏休みを始めたのは明治時代で、欧米から近代的な学校制度を取り入れた頃と言われているみたいです。
明治時代に日本に来た外国人教師達が、欧米では一般的であった夏休みを要求し、それが定着したという説があるようです。欧米の学校のスタートは、日本の4月とは違い9月からスタートします。そして欧米の学校は、その9月の前に2~3か月は学校がお休みになります。一方日本の学校は4月スタートです。外国人の教師の要望をそのまま受け入れるとなると、途中で2~3か月の休みを取ることになります。そんなことをすると学習が中途半端になるという懸念から、要望を受け入れつつ現在の日数の夏休みが誕生したとのことです。
日本における夏休みの正式名所は“夏季休業“と言います。日本が夏休みを取る目的は以下の通りです。
・冷房設備がなかった : 現在では、エアコンを教室に設置している学校も多くなっていますが、昔はそのようなものはないので、暑すぎて生徒さんが授業に集中できなったようです。
・お盆の行事に参加 : お盆は、実家に帰ることで親族ぐるみで行う仏教行事のために確保されている期間です。その伝統的な理由からも、この時期は学校だけでなく企業も休みを取るようになっています。
・普段体験することのできない事をする : 夏休みの期間は長いため、自由研究や課外学習、旅行などで生徒が普段体験することのできない事へ挑戦する期間としても設けられています。
いかがでしたでしょうか。夏休み、いいですよね!怪我や体調を崩すことなく、有意義に楽しんでくださいね!