・小児矯正装置の紹介(リップバンパー編)|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

・小児矯正装置の紹介(リップバンパー編)|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

・小児矯正装置の紹介(リップバンパー編)

小児矯正では、ケースに応じていろいろな装置を用いることがあります。今回はリップバンパーという装置についてご紹介します。

リップバンパーとは

リップバンパーとは、唇による圧力が強く、前歯が後ろの方へ傾いてしまっている症例に適応される矯正装置です。リップ(唇)からの圧力を専用のバンパーによって抑えることによって、前歯の歯並びが悪くなるのを防ぎます。それに加えて、リップバンパーには重要な作用も期待でき、それは奥歯を奥の方へと押しやる作用です。

奥歯を奥へと移動させることのメリットとして、歯並びが悪くなる原因は、主にスペースの不足に由来しています。顎の幅や長さが足りないせいで、親知らずを含めた32本の歯をきれいに並べることができなくなり、さまざまな歯列不正を引き起こします。その際、奥歯の位置というのが極めて重要となってきます。例えば、奥歯を奥の方へと移動することができれば、前方にスペースの余裕が生まれます。すると、抜歯を行わずとも、歯並びをきれいに整えることも可能となります。そんな奥歯の移動を可能にするのがリップバンパーの作用といえます。

唇からの圧力を奥歯へと伝える

リップバンパーは、単に唇や口輪筋(唇の筋肉のこと)からの圧力を防ぐだけでなく、その力を奥歯へと伝えて、奥の方へ動かす作用が期待できます。これは矯正治療を行う上で、非常に有益な効果といえます。専門的には「大臼歯の遠心移動」と呼ばれるこの作用は、通常の矯正法ではなかなか効率よく行えないのが現実です。それだけにリップバンパーを用いた矯正治療を受けることは、お子さまにとってメリットの大きなものといえます。

リップバンパーを使わないとどうなるのか

口唇や口輪筋からの圧力が強い症例では、何も施術をせず放置することで、前歯が内側に傾くという現象が起こります。わかりやすくいうと、前歯がお口の奥の方に傾いてしまい、歯列全体を乱すこととなるのです。そのため、リップバンパーが必要となるような症例で治療を受けずそのまま放置すると全体的な歯並びの不正につながりやすいです。

このように、リップバンパーを使用することで、唇や口輪筋からの圧力を逃がすことができるだけではなく、それを奥歯に伝えてスペースを確保することも可能となります。特に下唇を巻き込むように噛む癖のある方は注意が必要です。

監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事