ペースメーカーと抜歯|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

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ペースメーカーと抜歯

ペースメーカーと抜歯

ペースメーカーを装着されている場合、原則的に歯を抜くことは可能ですが、歯科治療において使用される機器や電気的な影響により、ペースメーカーに異常をきたす可能性があるため、注意が必要です。具体的には、ペースメーカーは電磁波によって動作するため、歯科治療に使用される機器によっては電磁波が発生する場合があります。そのため、歯科医師は、ペースメーカーの種類やメーカー、患者さんの健康状態などを考慮したうえで、安全かつ適切な処置を行う必要があります。ペースメーカーを装着されている場合は、必ず歯科医師にその旨を伝えください。

心臓のペースメーカーとは、心臓のリズムが不規則になった場合に、正常なリズムを保つために使われる医療機器です。通常、心臓は自律神経によって自己リズムを発生させ、正常な心拍数を保っています。しかし、心臓に疾患や異常が生じた場合、自己リズムが維持できなくなり、不規則なリズムに陥ることがあります。この状態を不整脈といいます。不整脈は、軽度のものであれば自然に治る場合がありますが、重度のものや慢性的なものは治療が必要となります。その際、心臓のリズムを正常に保つために、心臓に電気信号を送り込むペースメーカーが使用されます。ペースメーカーは、心臓に電気信号を発生させる小さな装置で、心臓に直接埋め込まれるか、胸部に装着されます。心臓のリズムが不規則になった場合、ペースメーカーが発する電気信号によって、正常なリズムを保ちます。

ペースメーカーを装着されている場合、歯を抜く際には以下のような注意点があります。

1. 歯科治療前には必ず、ペースメーカーの状態を確認します。歯科治療に使用される機器や電気的な影響によって、ペースメーカーに異常をきたす可能性があるためです。

2. 歯を抜く際や使用する歯科用器具によっては、ペースメーカーに影響を与える可能性があります。そのため、ペースメーカーを装着している患者さんに対しては、ペースメーカーに影響を与える治療は基本的に避けることがあります。

3. ペースメーカーを装着されている場合、各種のお薬を服用されていることがほとんどであるため、特に抜歯などの処置が計画されている際は事前にお医者さんに対診し、現在のお体の状態を問い合わせます。