プロビジョナルレストレーション|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

〒558-0033大阪府大阪市住吉区清水丘2-30-3 ZIOⅧ清水丘 1F

TEL06-6678-0822

WEB予約
ヘッダー画像

歯科コラム

プロビジョナルレストレーション|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

プロビジョナルレストレーション

プロビジョナルレストレーション(通称 : プロビ)とはむし歯を削り歯の形を整えた後、最終的に出来上がるかぶせ物などの補綴物が入るまでの間に装着する、仮歯のことをさします。
修正・削合を繰り返し行なえる事を前提に加工しやすいレジン樹脂を材料に作製します。
同じ意味で使用されるテンポラリークラウン(通称 : テック)は、単に見た目を補うもので、とりあえずでつけておく場合が多いです。一方プロビジョナルレストレーションは、最終補綴物が入るまでにかぶせ物と残った歯の部分と歯ぐきの状態を整えたり、噛み合わせや周りの舌や頬の粘膜との調和までを目的とする1ランク上の仮歯といったイメージです。保険診療外のかぶせ物等を作製させていただく際には、当クリニックではこれを作り、噛み合わせのバランスなどを整えておくことが必須であると考えています。例えばオーダーメイドで服を作る際に細かな採寸の過程があるようなイメージです。

プロビジョナルレストレーションが必要な理由

11人噛み合わせや噛む強さが違うので選んでいただいた最終のかぶせ物を装着する前に、テスト的にダミーの役割を使うことで審美性・清掃性共に満足いく仕上がりを追及することができます。また、実際に口の中で使うことにより、診療室でわからない噛み合わせの干渉等のチェックができます。最終のかぶせ物は、基本的に一度形を作ってしまうと多少削る事は出来ても盛り足す事は出来ません。噛み合わせの調整の時に一度削ってしまうと、少し高さが足りなくなってしまった際には戻すことが出来ず、かぶせ物を作り直す事になってしまいます。しかしテスト用の仮歯であれば、レジン樹脂で作っていますのでもう一度高さを増やす事が出来ます。また、ちょうど良い噛み合わせを調整して、歯の精度を高める事が出来ます。さらに仮歯を使うとこにより、かぶせ物をつける前に最適な歯ぐきをラインをコントロールすることができます。歯ぐきのラインは歯周病に大きく関係します。最終のかぶせ物を綺麗に覆う歯ぐきのラインを作る事が、かぶせ物をより長く使用する為の大きなポイントにもなります。
歯の形は意外と個性に溢れているものです。また、大人になって何年も使っていればすり減って形は変わってきますので、模型の様な歯を作ってしまっても違和感が出てしまいます。この状態であれば、患者さんの要望にある程度沿った形に修正できます。
患者さんからすると、一時的にしか使わないかぶせ物(仮歯)と考えれば、あまり必要なく感じるかもしれませんが、このテスト装着期間中に行う調整内容がかなり大事になってきます。

簡単ではありますが、プロビジョナルレストレーションについてお話してきました。早く歯を入れてほしいというお気持ちもあるかとは思いますが、相談したり調節しながらより長く持つもの・長く使っていく為には今の口の状態を確認しながら作っていくことが大切だと思っております。

【大阪 歯科 いしだ歯科・小児歯科クリニック 大阪市 住吉区 住之江 長居 あびこ 我孫子道 堺 仮歯 歯ぐきのライン 見た目 無痛麻酔 無痛治療 痛くない 表面麻酔 インプラント手術 インプラント 設備 完全個室 感染対策 術中管理 相談できる 相談しやすい 口コミ おすすめ やさしい】