エナメル質形成不全|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

エナメル質形成不全|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

エナメル質形成不全

夏の醍醐味の一つ高校野球。球児たちが汗をながし、白い歯を食いじはりながらボールを追いかける姿はエネルギッシュで見ているこちらにも元気をくれるものです。ところで、歯が白く見えるのは、エナメル質という組織があるからです。しかし、このエナメル質が正常に形成されない事があります。今回はこちらについて解説したいと思います。

エナメル質の役割

歯はエナメル質・象牙質・セメント質という3つの層からできています。そのうちエナメル質は人間の体の中で最も硬い組織です。歯の一番外側にあり、熱いものや冷たいもの、酸性の食品などが敏感な象牙質に触れないように刺激やむし歯から歯を守っています。歯に白い輝きを生み出しているのも、このエナメル質のおかげです。

そんなエナメル質がもろくなる

ところが、大事なエナメル質が不完全な状態で歯が生えてくることがあります。歯の表面にボソボソとした透明感のない白さが生じたり、むし歯でもないのに、歯の一部が茶色や黄色に変色したりしていた場合は、エナメル質形成不全症の疑いがあります。また、重度の場合は歯の表面がデコボコしたり、歯を覆うエナメル質が無いため、象牙質がむき出しになったりしてしまいます。しかも、エナメル質形成不全の症状がある歯は見た目の変化だけでなく、通常の歯よりもむし歯になりやすいという特徴もあります。エナメル質形成不全の発症しやすい箇所は奥歯(第一大臼歯)と前歯です。特に奥歯は汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすいため十分注意が必要です。

子どもの5人に1人が発症

日本小児歯科学会が7歳から9歳の児童を対象に行った調査によると、地域差はあるもののおよそ5人に1人がエナメル質形成不全という結果が出ています。エナメル質形成不全は決して珍しいものではなく、思いのほか、高い頻度でかかり得る疾患でもあります。しかも、乳歯の場合、もともとエナメル質が薄く、むし歯になりやすいのですが、エナメル質形成不全の歯がむし歯になってしまうとあっという間に歯の神経まで進行してしまうため、より一層注意が必要になります。乳幼児検診や学校の歯科検診でエナメル質形成不全と診断されることもあるかもしれませんが、その場合は必ず定期的に歯科に通いチェックを受けることが重要です。

監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事