なぜ水曜日や木曜日に…
- 2023年6月19日
- その他
歯科医院は水曜日や木曜日を休診とされているところが多いかと思います。なぜなのでしょうか?私自身も詳しくは知らなかったので、調べてみました。
もちろん、木曜日が休みではない歯医者さんもありますが歯医者さんは多くが水曜日や木曜日が休みです。私のクリニックも木曜日の午後は休診とさせていただいていますし、勤務医時代も水曜日や木曜日が休診の医院は多かったです。
会合の関係
歯科の勉強会や会合(歯科医師会)などは水曜日、木曜日や土曜日に行われる事が多くなっています。そのため水曜日や木曜日は何かしらの用事で予定が埋まってしまう歯医者さんが多いです。院長が会合に出席するためには、院長が不在でも歯科医院が通常通りに診療を続る必要がありますが、院長と同等の歯科医師が院内に滞在していないといけないこととなります。歯科医院でそういった制度を確立するにはかなり多くのハードルもあり、そのため院長が不在となる水曜日や木曜日は歯科医院が必然的に休みになる日が多いです。
技工日という日があった
技工日という日が水曜日や木曜日に設けられていたという説もあるようです。技工日とは歯のつめ物やかぶせ物、入れ歯などを作製する日です。今現在、多くの歯科医師は技工物を外注で技工士さんにお願いしていますが、過去には技工物を自院で作製されていたためだとのことです。その技工日が、水曜日や木曜日であり、例えば月火水と診療して、木曜日に技工物を作り、金土と診療をするという流れだったようです。
色々な業種でも特定の休みが決まっている事もよくありますが、歯科医院に関してもこのような理由があって水曜日や木曜日に休みが多くなっていったのかもしれません。
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