つめ物/かぶせ物をくっつける|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

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つめ物/かぶせ物をくっつける

つめ物/かぶせ物をくっつける

むし歯を取った後に金属やセラミックをつめる場合に歯とつめ物をくっつける材料が必要です。今回はこの接着剤に焦点を当ててお話をしようと思います。この接着剤ですが付けようとするつめ物によって入っている成分の異なるものを使用します。

つめ物を歯につけるカギ

つめ物を歯にくっつける先に大きな役割を果たしているのが機械的嵌合(きかいてきかんごう)と言われる、いわゆる物理的な抵抗力です。ちょうど手と手を握ると離れなくなるように引っ掛かりができることで歯とつめ物を付けている力となります。この嵌合力と言われる物理的な抵抗力がつめ物を歯に付ける基本的な要素となりますが、それとは別に化学的な結合によっても接着力を発揮します。

金属のつめ物への化学的な結合

金属のつめ物といっても大きく2種類に分かれます。その2種類とは貴金属(ききんぞく)と卑金属(ひきんぞく)です。貴金属は皆さんご存知の金、つまりゴールドが有名ですが白金なども含まれます、逆に卑金属は銅などの貴金属以外のものをさします。これらのいくつかの金属が混ぜ合わされて歯科用の合金となるのですが、この金属の成分に何が含まれているかで接着剤がつくかどうかが影響してきます。

セラミックのつめ物への化学的な結合

この場合も金属と同様に化学的に結合する成分があります。有名なものでいいますと、シランカップリング剤というものがあります。この成分とセラミック中のケイ素分子が化学的に結合することで接着力を発揮します。

製品によって入っている成分は様々

我々はつめる物の種類によって接着剤を使い分けています。接着剤といってもかなりの種類のものが存在し、成分や用途そして経験値に基づいて、どのようなものを使用することが最善かを考えています。

お口の中とりわけ歯ともなるとものすごく細かな作業となります。しかもお口の中は唾液で湿った環境です。もちろん湿ったままでは十分な接着力は期待できません。防湿という過程を経て水気のないようにして接着しています。また接着時にズレが生じるようでは常に違和感がのこってしまいます。お口の中は非常に繊細であるため、常に最大限集中しながら診療にあたっています。

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