お子様のむし歯が危険な時期
- 2023年8月19日
- 小児歯科
お子様のむし歯を少しでも増やしたくないと思うのは親心です。最近では、お母さん、お父さんのデンタルIQが格段にアップしていて、子どものむし歯本数は減っています。しかしながら残念なことに、それは学童期の子どもまでのことです。中学生になると虫歯の割合は増えてきて、高校生はピークになるとのデータがあります。
これはやはり歯磨きタイムに、保護者の方が目を向けなくなる年齢になってくるからです。仕方がないことであるのかもしれません。当然ですが、適当に歯磨きを済ませてしまう子や、歯磨きをサボる子など、高校生ともなればご自身で判断すると思いますので、様々です。
しかしお子様が大人になってむし歯の多さに後悔するのは目に見えています。永久歯は一生に一度生えてきて、一度むし歯になってしまうと元には戻りません。だからこそ中高生の多感な時期も、デンタルケアをしっかりとやっていただきたいと切に思います。保護者の方もお子様に嫌がられるとは思いますが、そこは耐えてコミュニケーションをとるしかありません。たまには声をかけて、お子様の日々のデンタルケアへの意識を再確認してください。そしてできるだけ頻繁に、定期検診とクリーニングに足を向けるように促していただけるとと思います。