お子様にも紫外線対策を
どれだけ暑くたってお外で遊びたい子ども達のために、日焼け止めを塗り、日傘を持ってお出かけされている保護者の方、きっとたくさんおられることだと思います。シミやシワなど大人は気にしてしまうUV対策ですが、お子様に対してはどうでしょうか。お子様にとっても紫外線対策は大切です。今回はこちらについてふれたいと思います。
子ども達にも注がれる紫外線
歳を重ねるにつれ紫外線対策をするようになる人が多いことから、生涯で浴びる紫外線の多くを子ども時代に浴びていると言われています。子どもの頃に浴びた紫外線は、後々に日焼けだけではない影響を及ぼすこともあります。皮膚に起きる影響ですと皮膚ガン、眼に起きる影響ですと白内障や網膜のガンが代表的です。メラニン色素には紫外線を吸収し守ってくれる効果があるため、焼けてすぐ黒くなる人よりも色白で日焼けをすると赤くなるタイプの人は特に注意が必要です。しかし、黒くなりやすい人が紫外線対策をしなくていいわけではなく、お子様の将来の健康のためにも、紫外線対策はしておくほうがよいと思います。
どうやって紫外線から守るのか
紫外線からお子様を守るためのポイントとしては
1) AM10:00~PM2:00に注意
この時間は紫外線が最も多くなる時間です。この時間は、外にいる時間を減らすように心掛けるとよいようです。
2) 帽子や服でUVカット
つばが広めの帽子を被る、目のつまった生地の服や、紫外線を反射しやすい白などの淡い服を着るといったことを行うだけでも、紫外線カットの効果が大きいようです。
3) 日焼け止めの使用
1歳までのお子様は、日焼け止めを使うよりも帽子や服などでの対策を中心にしたほうがよいのですが、少しずつ自分で動けるようになってくる1歳以上のお子様には日焼け止めが必須です。とはいえお子様に日焼け止めを使うのは、肌への負担や舐めたり目をこすったりなど心配だという方もおられると思います。そのような際は
・子ども用で低刺激性なもの
・普段の生活ではSPF15~20
・石鹸で落とせるもの
こちらに注意して選択されるとよいと思います。子ども達にとってお外での遊びは、体や心の成長にとても大切です。太陽の元、楽しく元気にお外で遊ぶために、お子様のUV対策も必要です。