連結冠|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

連結冠|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

連結冠

むし歯の治療や歯の根の治療のあと型取りをしてかぶせ物を作製していきます。1本の歯だけのこともあれば、お口の状況によっては連続してかぶせ物を装着することもあります。連続してかぶせ物を装着することを連結冠といいます。

連結させる理由として、一般的には
 
・片方が動揺しているため単独では厳しい
・歯根を一部分割している
・破折などしている
・歯冠歯根長比が悪い(歯の埋まっている部分と顔を出している部分との比率が悪い)

などがあげられす。

 しかし上記に満たさない場合でも連結されているケースをよくみます。これは連結させることで、被せ物が取れるリスクというのはかなり低減されるためであるからだと思います。連結すると、脱離することはほぼなくなります。
もう一つはあとは力の分散です。弱い歯の場合は、単独では噛めないけれど連結させれば噛めるということがあります。
 
連結することのデメリットとしては、ダメになる時は一緒ということが多いです。連結していることで、歯周病の悪化も懸念されます。歯間が繋がっていることで、清掃をしっかりと行わないとむし歯や歯周病リスクがかなり高くなります。

しっかりと清掃をしていただいていれば問題は生じにくいですが、連結して補強している分、ダメになるときは共倒れということは多いです。基本的には単独でいけるのであれば単独でかぶせ物等をすることが望ましいと思います。
 
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監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事