歯科技工士さんの存在|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

歯科技工士さんの存在|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

歯科技工士さんの存在

セラミック製の歯は、白くて審美的と言われ昔から親しまれてきました。しかし、セラミックは白いからもろいため強度の問題で破損がつきものでした。現在は、ジルコニアという白い金属とも表現されるほどの強度をもつ材料があり、審美的に優れた白く硬い材料が歯科治療においても多岐にわたり使われるようになってきました。初期のジルコニアは、白過ぎてそのままの色では口腔内で使うのに耐えられない色味で、透明感のない白といった感じでした。また、旧世代のジルコニアでは、ブリッジのフレームなどに使用されていたフレーム用の白い素材に、白黄色の歯色を盛り付けて使っていたようです。その表面のセラミックも破損したりしていろいろな問題点もあったのも事実です。新世代のジルコニアでは、使用できる色調が増えてきています。

ジルコニアにおいてはブロックを削りだして作製するのですが、このブロックに
・グラデーションタイプ
・黄色タイプ
・白色タイプ

といった色味があります。もちろんもっと色々な白さもあります。グラデーションタイプでは、先端の白さも付け根の黄色さも表現することが可能です。黄色タイプは歯全体が黄色みがかってみえます。特に歯の先端部は透明性が高いのでやや不自然に見えるかもしれません。白タイプは全体がかなり白く見えますので、歯がういて見えることがあります。

当クリニックでは、パソコンやお口の写真を使って、デジタル専門の歯科技工士が作製担当しております。全く同じデータで、色違いの歯を作る事も可能です。通常はかぶせ物などの製作前に、色見本と隣の歯の色を重ねて写真を撮影して色合わせをしています。これは歯科技工士の仕事となりますが、作り手が実際の色目を見て判断することは極めて重要で、我々歯科医師が口伝えしても微妙なバランスは伝わらないことがあります。また、室内の光の加減も影響しますので、患者さんの目の前で色のご希望などを伺い判断しています。いしだ歯科・小児歯科クリニックでは専属の歯科技工士とともに納得していただける補綴物を作製できる体制をとっておりますので、気になる方はご連絡くださいね。

監修者プロフィール

院長 石田嘉彦(いしだよしひこ)

院長
石田 嘉彦
(いしだ よしひこ)

いしだ歯科・小児歯科クリニック院長。2011年に国立九州大学歯学部を卒業後、九州大学病院口腔総合診療科に入局。その後、医療法人秀元会での経験を経て、2015年に同法人の院長に就任。2022年、大阪市住吉区清水丘に「いしだ歯科・小児歯科クリニック」を開業。患者一人ひとりに寄り添った診療と、予防歯科の重要性を重視し、「通っていてよかった歯医者さん」を目指している。

資格・所属学会

国際口腔インプラント学会インプラント認定医
かみ合わせ認定医
歯科臨床研修指導医
大阪府歯科医師国民健康保険組合住吉支部理事
京セラインプラントインストラクター
Study group DSR (Discussion group for surgery and restoration)(若手勉強会)ファウンダー
SAFE(Sharing All Failed Experiences)理事