ひび割れや欠け
- 2023年9月13日
- 虫歯
歯にひびが入る原因は、歯ぎしり・食いしばりといった歯にかかる様々な力です。歯にひびが入ったとき痛みが無いからとそのままにされる方もいらっしゃいますが、噛むことでひびが大きくなり次第に強い痛みを感じることになります。また、歯にひびがあると、細菌が侵入してむし歯に発展するリスクが高まります。歯のひびは、歯と歯の間にひびが入ることも多く、そのような場合には目に見えないため本人も気づかないうちにひび割れやむし歯が進行していくことになります。過去に治療をした歯、神経のない歯であっても歯のひびには注意が必要です。噛み合わせの面をつめ物やかぶせ物で治療をした歯は、つめめ物がくさびのような役割を果たし、歯にひびが入ったり割れたりしやすくなります。神経の無い歯は弱くなっているため、小さなひびも放置することで歯自体が大きく割れてしまうことにもつながります。歯のひびは早期発見・早期治療を心がけ、また定期的に歯科健診を受けることで歯と歯の間など、自分の気づかないひび割れが無いかチェックをしていくことが大切です。
歯にひびが入ることでおこる症状
歯のひび割れの特徴的な症状として噛んだときの痛みを感じるようになります。痛みの感じ方は、神経のある歯と神経のない歯によっても異なります。
・神経がある歯の場合 : 電撃的な痛み
噛んだ時に歯医者で歯を削っているような痛みが走るようになります。最初は小さかった歯のひびも、進行していくと噛んだ時に亀裂を押し広げるような力がかかるため、神経が刺激をうけて激しく痛むようになります。
・神経がない歯の場合 : 腫れや痛みを伴う痛み
神経のない歯の場合、歯の根っこに割れや亀裂が入ることも多く、そのような場合には腫れたり膿が出たりといった症状が現れるようになり、神経のある歯とは違った痛みを感じるようになります。