歯科恐怖症でお悩みの方へ
- 2023年8月26日
- その他
歯科治療は、歯をドリルで削ったり、歯ぐきに麻酔注射を刺したりするなど、非日常的な処置を施されることが多いため、不安感を抱いている方が非常に多いです。その中でもとくに強い恐怖心や抵抗感がある方は「歯科恐怖症」かもしれません。今回はそんな歯科恐怖症の原因やデメリット、恐怖心を軽減する方法について解説します。
歯科恐怖症の原因
歯科恐怖症の主な原因は、小さい頃の歯科治療です。子どもの頃に歯科治療で痛い思い、怖い思いをした場合、それがトラウマとなって歯科への恐怖心・苦手意識が強まります。その結果、歯科医院からも足が遠のいてしまうのです。それだけに、子どもの頃にかかる歯医者さんはとても重要であるといえます。
歯科恐怖症によるデメリット
歯科恐怖症の人は、むし歯や歯周病になっても歯科医院を受診することはしません。歯科医院で痛い思いや怖い思いをするくらいなら、歯痛や歯ぐきの腫れを我慢した方が良いと考えてしまうからです。しかし、それはご本人にとってとてもデメリットの大きいことなので、歯科恐怖症の方でも安心して通える歯医者さんを探すことを強くおすすめします。むし歯や歯周病は放っておいても自然に治ることはありません。とくに歯周病は、重症化すると誤嚥性肺炎や脳梗塞・心筋梗塞、糖尿病などを引き起こすこともあるため十分に注意してください。
無痛治療なら不安・恐怖も和らぎます
歯科治療がどうしても怖いという方は、一度ご相談いただけましたらと思います。当院は歯科治療に伴う痛みや不快感をできるだけ軽減する処置を心がけております。一般的なむし歯治療はもちろん、インプラントのような外科手術においても、無痛治療に近付けることが可能です。静脈内鎮静法という麻酔の方法を用いることで半分眠ったような状態で歯科治療を終えることもできます。診療台に横たわっただけでも恐怖心が強まってしまう方も、まずは診療室の雰囲気に慣れることから始めていただいてもよいかと思います。
このように、歯科恐怖症は誰でもかかり得る病気であり、歯医者さんの対応次第でその症状を緩和させることは難しくありません。そんな安心できるやさしい歯科医院をお探しの方はぜひご連絡くださいね。患者さんのペースに合わせてゆっくりと治療を進めてまいります。