胃腸薬
- 2023年6月13日
- その他
食べすぎや体調の変化などにより、胃の調子が悪い、胃腸が痛いといったことはありませんか。ご飯はよく噛んで食べなさいと誰もが言われたことのあることだと思いますが、今回は胃腸の調子がよくない際の胃腸薬について解説したいと思います。
胃は胃酸によって食べ物に含まれるタンパク質を分解する役目があります。胃自身は胃酸で分解されないように内側に粘液を出してまもっています。胃酸など人体を傷つけてしまうものは「攻撃因子」、粘膜などの保護作用のあるものは「防御因子」と呼ばれ、これらのバランスが保たれている事で胃の機能が十分に発揮されます。しかしこのバランスが崩れると胃潰瘍や消化不良などの原因になります。このような時に服用する胃薬には症状によって使い分けが必要となります。
・胃酸が出過ぎるのを抑える薬
「胃酸が出過ぎるのを抑える薬」には、攻撃因子である胃酸の出る量を抑える働きがあります。その中でもプロトンポンプという胃酸が胃の中へ出てくる通路を遮る効果をもつ、プロトンポンプ阻害薬は症状を速やかに改善します。しかしプロトンポンプ阻害薬自体は胃酸にとても弱いので、胃で溶けず腸で溶ける工夫がされています。そのため、飲む時に噛んだり、潰してしまったりすると効果が弱くなる可能性があるので注意が必要です。
・胃の粘膜を修復する薬
「胃の粘膜を修復する薬」は、胃の粘膜を厚くしたり、修復したりして胃酸による攻撃からまもる働きがあります。ロキソニンやボルタレンといった一部の鎮痛薬は、副作用として胃を刺激するといったことがありますが、その主な原因の1つは胃の粘膜を作る働きかけを邪魔してしまう事です。このように鎮痛薬による胃腸機能の低下をさけるために「胃の粘膜を修復する薬」が一緒に処方されたりすることがあります。
・胃の働きを整える薬
胃は筋肉が伸びたり縮んだりして食べ物を腸へと送り出します。筋肉の動きが悪くなったり、動きをコントロールする神経の働きが上手くいかなくなると、胃もたれや吐き気などが起こるようになります。そのような時には、状態にあわせて「胃の働きを整える薬」が使われます。神経に働きかけて胃腸の運動を活発にする薬や消化を助ける酵素が含まれる薬などがあります。
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