BGMの効果
- 2023年4月21日
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BGMの効果
バックグラウンドミュージック。いしだ歯科・小児歯科ではオルゴールやピアノ曲を中心に院内で鳴らしています。このBGMにはどのような効果があるのでしょうか。
調べてみるとBGMの歴史から知ることができたので、お伝えしたいたいと思います。歴史上初めてBGMに関する記述が現れるのは、なんと紀元前2000年ころのエジプト。当時BGMの大きな役割は、妊婦の出産の苦痛を和らげるためだったそうです。
古代のギリシャ、中国、インドなどでも、音楽は精神療法や医学的な目的で使われていたと記録されています。昔から、人は音楽のもつ癒しのパワーとともに暮らしてきたのだということがわかります。20世紀に入ると、アメリカで音楽のもつさまざまなパワーや特質に関して研究が盛んになります。音楽放送の事業化や作業環境改善を目的として職場でもBGMが導入されるようになり、音楽は人々の生活に結びついていったようです。
とりわけ、職場でのBGMは生産性の向上、ミスの減少、ストレス軽減など一定の効果を当時から上げていたといわれています。
BGMの持つ4つの効果
1.マスキング効果
ある音を別の音で隠すことで、重要な役割を果たします。たとえば、飲食店などで隣の会話を気にせず居心地のよい空間作りや、オフィスでプリンターや空調の騒音などを適切に隠し、隣人や電話の会話を聞こえづらくする効果も見込めます。
2.感情誘導効果
感情とは人間の存在に関する最も広い概念のひとつで、動作、知覚、記憶、学習、意思決定などほとんどすべての行動に関わるものです。古代ギリシャの哲学者・アリストテレスも音楽が感情を動かすという考えを持っていたようです。音楽には「短時間」で感情を動かすという特徴があり、例えば、テレビから流れてくる音楽を聴いて突然涙が溢れたなど極めて短時間で感情の変化を起こすことができます。
病院などでは患者の不安を和らげるためにリラックスに適したBGMを流しています。これは、リラックスできる音楽を聴くことで、副交感神経が優位になり不安を軽減することができるためです。また不安を取り除くだけでなく、実際に痛みを和らげる効果もあります。もちろん痛みの程度にもよりますが、好きな音楽を聴くと、脳からβエンドルフィンやドーパミンといった快楽ホルモンが分泌され、これらの影響により、痛みにも耐えることができます。音楽には、食事や睡眠から得られる快の感情と同じものを得られる効果があることが分かっています。
3.イメージ誘導効果
店舗の雰囲気を明るくしたり、高級感を醸し出したり、子ども向けの場所では楽しさを演出するといったようにイメージを決定する効果のことです。視覚要素の印象(イメージ)を決めるのは、実は聴覚から受ける刺激の影響が大きく、耳は目と違って閉じることができないため、脳で聞き分けるという技を持っています。その場では「聴いていない」つもりでも、音は確実に人間の心理に影響します。同じ空間であっても、音楽があることで聴覚から受ける刺激により、その場のイメージがグッと変わってきます。
4.行動誘導効果
イメージ、感情に働きかけた結果「行動」まで変えてしまうのがBGMの力だそうです。感情が動くことで実際の行動は変化します。また無意識の領域ではテンポによる行動スピードや時間認識の変化も起きます。「イメージ誘導効果」、「感情誘導効果」とともに、BGMの役割として重要な要素が「行動誘導効果」といえるようです。
このようにBGMには多くの効果ぎあるようですが、等クリニックでは少しでもリラックスして治療をうけてもらえるような曲を選別しています。
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