マスク|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

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新型コロナウィルスが蔓延してからというもの、マスクを常用するということが日常になっていました。しかし令和4年度末に厚生労働省より

これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。

という発表がなされました。我々は職務上マスクをつけることが当たり前でしたので、マスクに対するストレスはありませんでしたが、これから夏を迎えるにあたり、やっと解放だと感じられる方も、心配だからつけておこうと感じられる方もおられると思います。

さて話は脱線しますが、下着や靴下と同様にマスクにも表と裏が存在します。着用する際に、表と裏、または上と下がわからなかった方も多いんではないでしょうか。よく耳にかかる紐がついてるほうが表であるとか、プリーツ(折り目)を開いた際に山になる側が表だとかいろいろな解釈があるようですが、先に結論を言うとこれはそれぞれの製品によって異なります。

上下はノーズフィッターが付いているものであれば、そこが上向きになる付け方で間違いないと思います。ノーズフィッターとは鼻に沿わせて変形させるワイヤーのことです。これをしっかりと鼻に沿わせてフィットさせることで細菌の侵入をより抑えることができます。間違って使用すれば、マスクに細菌が付着しやすくなったり隙間から入りやすくなってしまったりと逆効果になってしまう恐れがあります。ですので購入される際によく確認し、正しく使用してください。

また、表はマスクの表面のことですが、裏側は口があたる体の表面側です。マスクは主に感染対策として着用されるかと思いますが、中には口元を見られたくないという理由で着用している方もおられるようです。入れ歯のバネが前歯にかかっているのが気になる、見えやすい場所に金属のかぶせ物が入っていて目立つのが嫌という方もおられると思います。

昨今ではマスクを常用していること自体が不自然ではありませんので、今のうちに歯並びやかぶせ物の治療をしてしまいたいという患者さんもおられます。お口もとのイメージは心理的にも見た目的にもインパクトのおおきいものなんだなぁとあらためて思います。

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