歯の負担②
- 2023年4月5日
- 予防歯科・クリーニング,歯周病
歯の負担②
歯に力が加わることで起こるトラブルやリスクについて続きとなります。
前回は歯に力がかかることで歯が悪くなりやすいということと、力がかかることで引き起こされる問題について説明しました。
今回はそのトラブルが起こらないようにするにはどうしたら良いのかを考えていきたいと思います。
・マウスピースの装着
歯は寝ている間に食いしばりや歯ぎしりで想像以上の負担をうけています。その力は無意識にかかるもので、日中意識のある強い食いしばりの数倍の負担が歯に加わっていると言われています。夜間無意識下でコントロールするのは、不可能ですのでマウスピースを装着いただき歯にかかる負担を軽減します。
マウスピースは夜間の睡眠中だけでなく日中使用いただいても問題ありません。
運動やスポーツをしている時も強く噛みしめることになるのでマウスピースの使用を推奨しています。
歯ぎしり食いしばり用のマウスピースは保険診療にてご対応可能です。
・日中の食いしばりを意識する
今後歯科コラムでもふれようとおもいますが、歯列接触癖TCHというものがあります。口を閉じた状態で歯が上下で接触していないか意識して離すよう、日々繰り返すことが大切です。
また、猫背のように姿勢が悪いと食いしばりが起こりやすくなり、正しい姿勢を意識することも重要です。
・バランスよく噛む
食事の際に、右噛みや左噛みなど偏った噛み方をすることで一方の歯に負担がかかってしまいトラブルを引き起こすこともあります。意識して改善すればいいのですが、歯を失っていてそもそも噛めない、歯並びが悪く片方が噛みにくいなど治療を行わなければ改善しないこともあります。
歯にかかる力は食事をする限りゼロにするのは不可能ですが、実際不必要に負担がかかっているタイミングが多く、意識することで歯の寿命は変わってきます。
基本的な歯磨きなど、清潔にしていただくのはもちろんのこと、歯の負担についても意識していただけますと、歯を守るという意味ではより完全なものに近づくのではないでしょうか。生涯ご自身の歯で健康に食事を楽しんでいただけるようにと願っています。
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