治療中の歯について|【公式】いしだ歯科・小児歯科クリニック|住吉区の歯医者・小児歯科

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歯科コラム

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治療中の歯について

治療中の歯について

歯科医院に通院されて、その日のうちに終了する治療もあれば、大きいむし歯や歯の根の治療など治療が複数回にわたる治療とがあります。

週に1回必ず診療の時間を確保していただける方もおられたら、なかなかお仕事やその他の事情で治療間隔があいてしまうことがある方もおられると思います。

治療中の仮歯や仮蓋 

歯の根の治療や大きなむし歯の治療中、あるいは型取りをしてから次につめ物ができあがってくる間は仮歯を装着したり仮蓋をしたりすることがよくあります。

なぜ仮なのか?

例えばむし歯の治療においてむし歯が大きくて神経が近い場合、神経を保護するお薬を貼薬し、日常生活において過度な痛みがでないかどうかを確認する必要があります。このようなむし歯治療の際、無理矢理1回で治してしまうと、その後、痛みが出る可能性が高まったり、強度不足でまた痛みが出たりするリスクが高く、患者さんにとっても治療の遠回りになります。そのため、仮蓋をしておいて、次に行う治療内容に向けて、取り外すことを前提とした材料にて蓋をします。これを仮蓋とよんでいます。

仮歯

仮歯に関しても、特に前歯の見えるところの治療や噛み合わせの治療の際、歯ぐきの炎症を抑えたり、治療中の歯の保護を目的として仮歯を装着します。仮歯は修理や修正できるように比較的柔らかいプラスチックの素材でできています。そのため、最終的なかぶせ物と比較すると色の変化や材料の劣化が起こりやすいです。またこの仮歯を強力な接着剤でくっつけてしまうと取り外せないということになるため、ある程度振動や力を加えることで外せる程度の接着剤を使用します。

あまりに時間が経ちすぎると

 上記のようにあくまで仮の材料であるため期間が経ちすぎると材料が劣化してきます。そもそも仮蓋はむし歯が進まないように、物がつまらないように、中に貼薬している薬剤がもれださないようになどといった目的があります。

生活環境にもよりますが、仮蓋ですと一般的に約13ヶ月でその機能は失われます。

そのため治療途中の歯をそれ以上、途中の状態で放置すると、再度同じ治療を繰り返したり、さらにむし歯が進行したり、残っている歯がかけてしまったりということが起こります。

そのためどうしても治療を中断しないといけなかったり、ある一定期間通院が難しい場合はその旨お伝えください。

一時的に治療計画を変更したり、材料を変更することで対応させていただけることも多くあります。

自己中断されることはおすすめできませんので、お困りの際はご相談くださいね。

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