歯医者のレントゲン ( デンタル )のお話
- 2023年1月20日
- 設備
歯医者のレントゲン ( デンタル )のお話
前回に引き続き、歯科医院で主に撮影されるレントゲンの中のデンタルX線撮影法について解説したいと思います。
デンタルX線撮影法は最もシンプルでよくおこなわれる方法です。
お口の中に3〜4cmくらいのフィルムを入れて撮影しますが、ご経験された方も多いのではないでしょうか。
お口の中に入るくらいのフィルムサイズなので、おおよそ2〜3本の歯の撮影となります。
ほぼ歯にフィルムを密着させる形で撮影をおこなうため、かなり鮮明な像として確認できます。
何がわかるのか?
・むし歯の有無
・むし歯の大きさ(とくに歯と歯の間むし歯など、目視だけでは確認しづらい部位)
・歯の根の治療の必要性
・歯の根の治療後の確認
・つめ物やかぶせ物がズレていないか
・歯周病の状態確認の際の骨の溶け具合
・歯が割れていないかどうか
・歯石の有無
など多くの情報を鮮明に得ることが可能です。歯科医院で最も多く撮影される手法の一つであると思います。
歯の根の治療の前後やむし歯確認での撮影が多いですが、歯周病の進行具合を確認する際にもかなり有用であり、その際は14枚法といって全ての歯の周囲の骨の状態を確認することもあります。
( ↑当クリニックにおけるデンタルX線撮影法の説明資料 )
何のためにこんなことするの?と疑問に思われることもあるかと思いますが、その必要性を説明し、より確実性の高い処置につなげるために撮影させていただくこともあります。
患者さんにとっては少々お辛いということもありますが、この撮影法のおかげでより的確な診断が可能となります。
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