“安全な”インプラント治療って?
- 2023年1月11日
- インプラント
“安全な”インプラント治療って?
安全かつ患者さんにとって低侵襲なインプラント治療は我々歯科医師も患者さんも望むものだと思います。
歯が失われた時、入れ歯が不快な時、そういった問題点を解決する治療法のひとつにインプラント治療があります。
インプラント自体は人工物なので、むし歯にはなりませんが、メインテナンスをおろそかにするとインプラント周囲炎という歯周病に似た病気にかかることがわかっていますので、歯ぐきの状態を整えてから施術する必要があります。
また弱い骨に対してインプラント治療をすると揺れてしまったりということが予測できるので、噛み合わせや力の負担も診断しておく必要があります。インプラント周囲炎に対する対策と噛み合わせによる力のコントロールを継続的に管理することが、インプラントが長期にわたって機能させることにおいて重要です。
元来、骨がやせて弱かったり量的に少ないと歯ぐきを大きく開けて骨を増やす手術が必要でした。大きく腫れたり痛みが出たり、感染させないよう短い頻度で消毒に来ていただいたりと、患者さんにとっても負担も大きいものでした。治療期間も骨ができるまで約6ヶ月、そこからインプラントを埋入して4ヶ月まっていただいてトータル約1年の治療期間が必要でした。その期間は歯がないので、患者さんの日頃の生活にも多かれ少なかれ影響を及ぼし、日常生活にも不自由を生じさせてることもしばしばです。
最近では技術やインプラントの研究も多くされるようになり、患者さんの歯ぐきや骨のコンディションが問題なければ、抜歯とインプラントを同時にできる抜歯即時インプラントという手法もあります。骨の状態に問題がなければ、即日で固定式の仮歯を入れることができます。そうすることによって歯がない期間を極力短縮し日常生活における影響が少なくなるよう計画します。
低侵襲なインプラント治療
上顎の骨は下に比べると少し柔らかくできています。また奥歯のインプラント治療の際は上顎洞と言われる空洞が存在しており、骨の量が少ないことが多くあります。従来ではサイナス リフトと言われる侵襲が大きく術後強く腫れるような処置が主流でした。患者さんにとっては辛い処置だと思います。それに比べ低侵襲なソケットリフトという処置法の適応拡大もあり、昔に比べるとかなり低侵襲な処置が可能となりました。
対して下顎の骨は硬いです。病巣の広がりによっては骨が大きく溶けてしまうこともあります。下顎の骨の中には神経や血管の管が通っており、手術をが難しくなることが多くあります。従来であれば骨を増やす技術的にもハードな手法もよくおこなわれていましたが、長さの短いインプラントの研究開発の結果、低侵襲での処置が可能となりました。
サージカルガイド
サージカルガイドと呼ばれる術前シミュレーションにて骨の量や形態そして最終的な歯の位置までもを予測し、決められた位置にインプラントを埋入する手法もあります。
この手法を用いることで、状況によっては歯ぐきを切ることなく手術が可能なケースもあります。当然限りなく低侵襲な治療といえると思います。
※当クリニック院長の石田はサージカルガイドシステムにおける低侵襲治療の講師を務めています。
日本においてもかなり普及しているインプラント治療ですが、より安全により低侵襲にということが日々研究され、患者さんにも求めて、進化しています。
当クリニックインプラントページもぜひご覧ください!
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