舌(ベロ)の上の白いもの
- 2022年12月16日
- 口腔外科,予防歯科・クリーニング
舌(ベロ)の上の白いもの
舌(べろ)の表面が白っぽく感じる。汚れなのかな?そういった経験はないでしょうか。
舌の表面に付着している白いものは舌苔(ぜったい)と呼ばれ、食べかすや汚れなど細菌によるものがほとんどです。
ちなみに舌の上がうっすらと白いのは普通のことですので、過度に心配されなくて大丈夫です。
舌苔という名の通り、こけがはえたように白く分厚くなっているものに関しては主に口臭の原因となりやすいです。
なぜ舌の上が白くなるのか
・歯磨きを怠ったり口の中が不衛生である
・喫煙者である
・食事をあまり噛まずに食べる
・口呼吸をしている
などがあげられます。
これらはほとんどが生活習慣を改善することで防ぐことが可能で、しっかりと歯磨きをする、歯磨きの際に舌ブラシという舌専用のブラシを用いて舌を清潔に保つ、食事の際は柔らかいものばかりでなく、よく噛んで食べるようにすることで防げます。ものをよく噛むと舌もそれに伴って動きが多くなるため、汚れがつきにくいとされています。
舌が白いのは病気の場合あります
舌が白くなる病気
・口腔カンジダ症
・白板症
・口腔がん
・シェーグレン症候群
などがあります。深く心配される前にこれらは口腔外科などを受診されるとよいかと思います。
またお口の中は体の状態も表しやすく、舌や歯ぐきの不調だけでなく、胃腸の不調や糖尿病の症状として、舌苔が厚くなることもあります。
そのため、体調不良の兆候ではないかと考えられるケースもあります。
白い舌苔であれば、胃腸が弱っている、疲れがたまっているといった原因が考えられます。
舌の表面がうっすらと白い、というのは正常な状態で、心配する必要はありません。
ですが、今までと比べて白い部分が多い、厚くなっていると感じる場合や、ケアをしても改善されない場合はぜひご相談ください。
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